ある文芸作品の終わり

http://d.hatena.ne.jp/hobo_king/20061221/1166700605


シリーズを途中で投げられると流石に辛いけど、それ以外で、好きな作家が一般文芸のフィールド限定でしか執筆しなくなったらどうかなあ、と考えた。勿論感傷はあると思うけど、現在の桜庭一樹みたいに方向性がそう変わらないのなら、それほど悲観はしないかな。先日の、一般デビューしたエロ漫画の場合、そもそも読む目的が一般とエロでは違うのでアレだけど、ライトノベルと一般文芸は、少なくとも物語を楽しむという点においては共通してるし。


懐古、ということに関して、ライトノベルが常に「現在」を相手にしてて消費速度も速いという言質を信じるなら、どっちかというと「あの頃のライトノベルはよかった」という形での懐古の方が厄介かもなあ、と思いました。