物語を装飾することで、ラノベは進化してきた(10/8)

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納得。新城カズマは、ライトノベルを「若い人に読んでもらうための手法」であるというようなことを言ってましたが、色んな装飾を付け足す、というのもその一つでしょう。ちょっと前までは富士見こそが「ただのファンタジーじゃない」「ただのラブコメじゃない」話を作ってたと思う(「借金取りが主人公のファンタジー」とか「ファンタジーウルトラマン」とか)のだけど、電撃のいい意味での無節操さには敵わなかった、みたいな?


そうすると、装飾なしの純粋なファンタジーとかを現代のライトノベルに要求するのは、化粧してないすっぴんで可愛い女の子がいい、みたいな発言に?それもなんか違うか。


実際のところ、現代のライトノベル業界でまじりっけなしのファンタジーが売れないか、というのも疑問ではある。


とはいえ、装飾が過ぎると、けばけばしくなってその装飾を解さないおっさんにはついていけなくなることもままあるので、願わくば機能性を重視した装飾を施してほしいところ。