18歳未満でエロゲをやってる(と公言する)人は思慮が足りない。18歳以上でエロゲをやってる人はもっと大切な何かが足りない。


タイトルがいまひとつ、いまふたつ。


人生の中で誰もが性欲を持て余す時期で、需要もたくさんあるだろうに、エロ産業が大っぴらには踏み込んでいけない聖域。それが思春期です。そして、法的に問題なくその手のものが入手できるようになった時には、ある程度の自制心が身についています。必要なものが一番必要な時期に手に入らないのはなんだか理不尽なような気もするけど、どうなんだろう。


ここで考えたいのは倫理的にどうこうではなくて、ある程度抑圧された時期ってのを経験しないと、適度な妄想力がつかないということなのですが。いや、そんなもん何の役に立つんだって気もしますけど。でも、オタクやっていく上では脳内妄想力ってのは色々重要なような、そうでないような。まあ、多分私たちも上の世代に比べれば色々手に入り易い環境ではあるんだろうから、そういう意味では平均的な妄想力が落ちてるのかなあって気がしなくもない……のか?禁忌があるだけで妄想力が上がるってんなら、イスラムの男性の頭の中とかそりゃもう凄いことになってそうだなあ。社会的に大っぴらにするべきでないのは蛇にそそのかされて林檎を食べた大昔から変わらないし、今さらどうなるってもんでもんでもないとは思うけど。今、ネットで当たり前にエロ動画を落としてる(落とせる)ような中学生が10年後にどうなってるかってのは気にならなくもないです。


……てか、今の思春期男子にとって矢吹先生とか赤松先生ってどういう位置付けなのかね。はたしてお色気少年漫画は生き残っていけるのか。