不殺の主人公たちに関するメモ

http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20051105/p1
http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20051108/p1
http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20051109/p1
http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20051114/p1
http://tkido.blog43.fc2.com/blog-entry-67.html


数ヶ月寝かせといたらなんか面白いネタが浮かぶかなあと思ったんだけど、結局思い浮かびませんでした。

「さて次の企画は」さんのコレとかその続きのコレみたいな90年代的な物語は、ラノベにおいてはオーフェンだよね。どんぴしゃで。


それに、オーフェンは14〜15歳のときに失敗したことを20歳になって取り戻そうとする話だ。結局また失敗するけどさ。


http://d.hatena.ne.jp/hatikaduki/20060715#1152971529より


で、現時点で絡ませることができた辺だけ。殺せない暗殺者、とか、同じような枠組みを持っているのは事実だけど、彼の場合、人を殺す⇒暗殺者になる⇒姉を殺すことになってしまうから殺さないというだけで、不殺をお題目に掲げてるわけではないからなあ。実際、自分の守りたいものを守るために人を殺す、という決断も最終巻でしてますし。殺せない暗殺者が人を殺せるようになるまでの話、とかねじくれた見方をするとちょっとアレですが。他の二人と並べるのにはちょっと弱いかもしんない。じゃあ、ラノベでそこらへんを描いてる作品が他にあるかというと……えーと、「ザンヤルマの剣士」辺り?それもなんか違うなあ。なんとなく、榊一郎辺りが好きそうなテーマという気もするけど。


つーか、考えてて思ったけど、過酷という点ではこの中では「トライガン」が一番図抜けて見えます。「みんなを守る」「世界を救う」ことを過去に否定された元英雄は、身内/目に見える人々だけでも守る、という決断をするのだけど、「身内の概念が阿呆なほど広い」ヴァッシュにおいてはそれが許されない、云々。