ゼーガペイン#20「イェル、シズノ」

明かされた舞浜サーバーの謎とかはわりとどうでもよくて、先輩「私は今でもキョウが好きよ」⇒リョーコ、ショックでウェットダメージ⇒何をしたの!⇒先輩と久々に出撃⇒不慮の事故で二人っきり、という流れに笑ってしまった。何もかも先輩の仕業にしか見えない……



開始当初はロボット物にありがちな謎の美少女転校生という感じでばりばりヒロインだったシズノ先輩、中盤以降はこっぱずかしいイチャイチャと馴染むと癖になる棒読みで頭角を現してきたカミナギに大分押され気味でした。キャラ紹介で3番目の位置にいるとは思えないほど出番そのものが減り、たまに出てくれば猫に餌をあげたり、その背中には哀愁すら漂っていたのですが、ここに来てヒロイン奪回に向けダッシュをかけてきた?しかし、カミナギがスタッフのとことんまっすぐで前向きな愛を受けてるのに比べ、先輩への愛はなんか大分歪んでるなあ、と思わざるをえません(笑)なんというか、いわゆる「薄幸のヒロイン」であることに変わりはないんだけど、その薄幸さが劇中での立場だけじゃなくて、スタッフの扱いであるとか、もっと単純に人気であるとか、そういうところに起因してるような気がしてならないんですよね。薄幸じゃなくて単に不遇なのか。あの影の薄さすらそういうキャラ作りの一環なのだとしたら、スタッフ恐るべし。