海外版ライトノベル「PopFiction」は表紙がアニメ絵じゃない?

http://www.tokyopop.com/popfiction/


今年秋にtokyopop社から創刊(?)予定のPopFictionですが、創刊ラインナップ4作の表紙らしきものが公開されていました。


The Beautiful World 1: Kino No Tabi (Pop Fiction)

The Beautiful World 1: Kino No Tabi (Pop Fiction)


Scrapped Princess: A Tale of Destiny (Pop Fiction)

Scrapped Princess: A Tale of Destiny (Pop Fiction)


Witches' Forest (Adventures of Duan Surk)

Witches' Forest (Adventures of Duan Surk)


Magic Moon (Hohlbein, Wolfgang, Magic Moon)

Magic Moon (Hohlbein, Wolfgang, Magic Moon)


(最後のは、ドイツ産のファンタジーです)


で、思ったんですが、表紙がアニメ調のイラストじゃないんですね。これまでにtokyopopから出版されてきた「スレイヤーズ」や、他社から出版された「ブギーポップ」やらは、表紙イラストも原書そのままが多かったんですが……


Slayers Text, Vol. 1: The Ruby Eye

Slayers Text, Vol. 1: The Ruby Eye


Boogiepop And Others

Boogiepop And Others

  • 作者: Kouhei Kadono,Kouji Ogata,Andrew Cunningham
  • 出版社/メーカー: Seven Seas Entertainment Llc
  • 発売日: 2006/01/14
  • メディア: ペーパーバック
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詳しくはここらへん参照。


今回、唯一原書の黒星紅白絵(1巻に収録されているものの再利用)を表紙に採用している「キノ」は、この絵だけだとそんなにアニメっぽくないし(いや、あくまで主観ですが)。これは今回、偶然そういうタイトルが揃ったのか、今後もこういう方針で行くのか。既定の方針だとしたら、アニメ関連の出版物でなく、あくまでヤングアダルト小説として売りたいから、とか?


これなら、あっちの人は本を買う時に表紙を裏返して店員に差し出すとかしなくて済みますね。ああいう恥ずかしさを乗り越えるのもまた楽しいんですが。


あ、あと検索してたら同じくtokyopopドイツ支社のサイトが出てきたんですが、そっちでは「ブギ―ポップ」「GOSICK」「キノの旅」「マリみて」の4タイトルが掲載されてました(「Bucher」のところ参照)。が、「GOSICK」の項に久城はいるのにヴィクトリカがいないのはどういうことだ!とか、緒方剛志の紹介をするのに「銀色の髪のアギト」を挙げるのはいいとして、「キディグレイド」のアイキャッチ(多分)はどうなんだろう、とか。色々面白いです。


追記:実は、この表紙は開発中のもので、実際のデザインは変わる予定があります。……とかだったら、面目丸潰れだなあ。まだ発売まで随分あるし。というか、この表紙だと「キノ」も「すてぷり」も、シリーズであるということすら分からないという……。あ、あと表紙はともかく本文中には多分アニメ調の挿絵が入ってると思います。多分。絵師の人の名前もちゃんと書籍データに入ってるし。