センター試験
新聞に載っていた英語、国語、日本史Bの問題を解いてみました。暗記科目の日本史Bが順当にボロボロ、残り二つはそこそこ、といったところでしょうか。
現代文では世を拗ねる僕っ娘とその部活仲間の友情もの?みたいな文章が出題されて各所でちょっと話題になってたようですが、意外にラノベ界隈ではあまり話題になってませんね。まあ、穿った見方をすればそう見える、くらいのものだということをみんな分かってるのかな。一部ではセカイ系とも称されてるようだけど、別に世を拗ねる少年少女が出てくればセカイ系ってわけでもないのでは……。「世界の危機」とか「キミとボク」とかそういうところを押さえとけば完璧だったのに。むしろ、1990年(ポストエヴァンゲリオン症候群とはとても呼べません)に書かれたものに対してそういう意見が出てくる辺りに意味があるのかな、とちょっと思いました。とはいえ、
「<二十億光年の孤独>を呼んだ?」
「……うん、泣いた、僕」
「キルケゴールが……もちろん、読んだって半分も分からないけど……本を開いただけで苦しくなって……」
「<死に至る病><わたしにとっての真理>……僕らをひとことで殺す文句だ」
こういう言い回しをする女の子に惹かれるってのは、とてもよく分かります。ええ。勿論二次元限定ですけど。