ジェヴォーダンの獣

18世紀フランスのジェヴォーダン地方で女子供ばかりを襲う獣が猛威を振るっていた。事態を解決するために、中央から動物学者のフロンサックとそのお供であるインディアンのマニが派遣されてくる。

恋愛要素あり、サスペンスあり、カンフーアクションあり……とまあ色々詰め込んでみましたという感じ。これをお徳と見るか中途半端と見るかは人それぞれだけど、んー……私はちょっと後者寄りです。アクションもそんな特別目を見張るようなものではないし、肝心の「獣」のCGは動きが今一つ。お目当てのガリアンソードはラストバトルに出てきたんだけど、どっちかというとヌンチャクぐらいの間合いで使ってました。多分、リアリティとのバランス考えたらあれぐらいの描写は限界だったんだろうなー。どっちかというと、キャラクターの配置の方が漫画っぽかったかも。新大陸で知り合って義兄弟となったインディアンとか、黒衣をまとい主人公を影から助けたりする謎の女性とか。

んでもまあ、歴史サスペンスの繋げ方とかは結構面白かったですよ。ツッコミどころが多いのも考えようによっちゃプラスだし。