機動戦艦ナデシコ
「それは、木星の向こう側からやってきた……」。西暦2196年、木星蜥蜴と呼ばれる謎の生物と人類が戦争中の時代。民間のネルガル重工が製造した機動戦艦ナデシコは、火星を目指すことにある。その乗員の採用基準は、「人格に多少問題はあっても優秀な人材を」……。
angelaによる主題歌のカバー。DVD-BOXも来春発売予定。でも続編は制作中止。最近色々騒がしいので、見返してました。ナデシコの場合特にそうなんですけど、見所がたくさんあって視点が絞りきれないので、以下思いついたことを羅列書きで。
- 良くも悪くも本作はオタク向けのアニメだというのは言うまでもないけど、それを端的に示しているのが次回予告だと思います。「脚本にBLUE SEEDの荒川稔久を迎え」とか「戦国魔神ゴーショーグンの首藤剛志が」とか「桜井演出がピキピキ唸る」だとか、スタッフの名前が頻繁に出てくる。つまり、スタッフの名前にひかれて次回も見てみようという層を狙ってるわけで、これがテレ東とは言え18時代に放送してたってのは凄いような。当時の私はスタッフの名前なんか全然分からなくて呆然としてましたけど(笑)。
- スタッフと言えば、#10「『女らしく』でいこう」の脚本はあかほりさとる。ゲストキャラのアクアマリンのCVは、ラジオでの相方水谷優子。これって偶然?話の方は、面白くはあったけどこれが抜けてもシリーズ構成に影響はないだろうなあ、という番外編的なお話でした。
- ホシノ・ルリサーガ3部作ってやっぱりエヴァ5、6、23話のRei Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを意識してんのかなあ。
- 「獅子は兎を狩るにも虻蜂取らず」とか、木連の言語の変遷とか辿ってったら面白いかもね。
- 実は最初はユリカが好きでした。
- #22「いつか走った『草原』」で、白鳥九十九と月臣元一郎がゲキガンガーを見てるシーン。ナナコさんが敵の攻撃を受けて苦悶の声を挙げてるところで2人が何故か頬を赤らめてるのは、やっぱりそういうことなのかなあ。下世話な想像?
- #23「『故郷[ふるさと]』と呼べる場所」。メグミがアフレコしている傍にいる「サトウ監督」のCVは、桜井弘明。アフレコ当日サトタツが風邪ひいて急遽代役を務めたとか。ほんとか?あと、テレ東のプロデューサーとかも何故か出演してたらしい。
しかし、続編はこの絵でやるんならなかったことになってよかったかも、と思ったり。