食卓にビールを(4)/小林めぐみ/富士見ミステリー文庫

食卓にビールを〈4〉 (富士見ミステリー文庫)


水着がまぶしい表紙の4巻です。でも話の中では水着どころか、海に行きもしません。訴えるよ、そして勝つよ!まあパジャマパーティーがあるからいいか。訴訟取り下げ。


それはそれとして、毎回日常と非日常のバランス、SF分の混入がほどよくて、知的好奇心をいい感じに刺激されます。んでも、今回はこっちの理解が足りなくて少々振り回されることの方が多かったかな。今回特に興味深かったのは「双子編」。「双子のパラドックス」って寡聞にして初めて聞いたんですが、なんかピンと来ない……。話が面白いだけに悔しいので、ちょっと暇を見つけて理解を深めてみます。