スピードグラファー#2「唸る札束」

なんかもうすっかりド変態アニメ。話としては1話を今度はヒロイン視点から描いて、最終的にあの主人公側の1話ラストに繋がるって感じなんだけど、色々詰め込みすぎに感じた。「世の中、金」というテーマのために今回だけで女教師買収、借金を返済しきれず工場長死亡、ヒロインのピアノの先生も実はネクロフィリアのド変態、という三つの話をやってるわけで。ちょっと散漫。もっとヒロインの周辺だけに話絞ってもよかったんじゃないかなあ。ピアノのレッスンからいきなり秘密倶楽部でのあのシーンに飛ぶってのはやや強引のような。そのせいか、色々衝撃的なシーンを取り揃えてはいるんだけど、あんまり印象に残らない。これは演出の問題もあるんだろうけど。よかったのは苺を貪り食うところぐらいか。


あ、あと札束製煙草は笑いました。あのセンスがGONZOなのか。それと結城比呂の声久し振りに聞いた。