はるのあしおと/minori

インストールに必要な容量が3GBって未経験の領域だ。OPムービーに新海誠を使い話題になったminoriのゲーム。


えーと素直に面白いと思えました。こういうの佳作って言うんだろうな。東京で好きだった女性から「君なら立派な先生になれるよ」みたいなことを言われ、教師を目指して一念発起するも採用試験に落ち、その女性に告白することもなく田舎へ帰還。そこでしばらくひきこもっていたが、地元の女子高で臨時教員にならないかという話が舞い込んできて……というのが粗筋。


1人のシナリオにかかる時間が2、3時間で総コンプまで10時間前後と短いながら、しっかり作ってあります。イベントCGも多くちょこまか動かしたりと、ずっと立ち絵と向き合って話が進むということを避けてるように思えるので、逆にこれぐらいのプレイ時間じゃないと辛いのかも。


演出が凝ってるという話だったんだけど、こっちのマシンスペックが足りないので、箇所によっては逆効果に。特にマラソンの授業のシーンはガクガク……それともみんなこのくらいなんんだろうか。


個人的に不満だったのは絵かなあ。みんなロリなのはそういう傾向のゲームだからってことで納得できるんですけど、微妙に塗りとかアレなところが。原画は2人いて、一人はサークルちゅうにのKIMちーって人なんだけど、うーん……やっぱ紙媒体とゲームだと勝手が違うんだろうな。それと声。和役の人がちょっと素人くさい気がした。EDも、アニメーションは綺麗なのに歌ってる人が本職じゃないので、ちょっともったいない。


シナリオでは和、ゆづきシナリオ。キャラ単体だとゆづきが好き。