機動武闘伝Gガンダム

放映当時以来初めての見直し。ここ1ヶ月ほど、ちょこちょこ消化してました。ガキの頃見た筈なんだけど全然覚えてなくて、大学入ったらみんな褒めちぎるので「そんなに面白かったかー？」と疑問符を浮かべてたんですが、なるほどこれは面白い。当時の俺には自由の女神砲だのなんだのといったトンデモ兵器を疑問に思う頭がなかったんですねw……と、それは置いとくとして、なんといっても全49話なのに全然中だるみしないところが凄い。今まで見てきたガンダムは、後半どんなに盛り上がっても中だるみは免れなかったのに。今までの周囲の評判を聞く限り、それは奇抜で刺激的なガンダムやキャラクター、設定があるからだと思ってたんです。勿論それもあったんですけど、前半は主にドモンがキョウジを追う過程、後半はマスターアジアとの戦いと、話の軸が明確でしっかりしてるから、というのが何よりの理由。東京、新宿でのデビルガンダムとの戦い。ギアナ高地でのマスターアジアとの戦い。ガンダムファイト決勝での同じくマスターアジアとの最終決戦と、山場をしっかり盛り上げてる辺りもよい。ただ、二度のマスターアジアとの闘いに比べると、宇宙に出てからのデビルガンダムとの決戦はやや盛り上がりに欠けたかな……？予定調和というか。単にウラベが敵としてヘタレ過ぎたせいかもしれないけど。それと、ここぞという時のMSの書き込みっぷりも凄かったのも話を盛り上げてたかと。特にデビルガンダムの最終進化系は物凄い作画のクオリティでかっこよかった。