悪魔のミカタ(5) グレイテストオリオン/うえお久光/電撃文庫

悪魔のミカタ〈5〉グレイテストオリオン (電撃文庫)


うあ、前回の感想からえらく間が空いてしまった……学祭があったというのもあるけど、なんとなく、暫く活字を追いたくない心境だったので。まだ先月の富士見新刊も消化してない。
やたら傍点うちたがる癖が落ち着いたと思ったら、今度はやたら()を多用したがる症が発病。なんかその場その場でやりたいことをやってる感じ。場面によって文章の密度が変わるのも嫌悪感を覚えるほどではないにせよ、お尻の辺りがむずむずします。でも心底つまんなくはなく、面白いと思えるとこもあるから性質悪いんだよなー。明確な面白い/つまらないを言えないというのは精神衛生上よろしくない。お話の方は、主人公よりどうしても高虎の方に感情移入して読んでしまいました。もっと主人公が絶対絶命のピンチになればよかったんだけどね。最初から「負けるわけない」と思っちゃう辺りどうにも。なんか主人公マンセーが激しい辺りはテニプリでも読んでる気分だ。