ミズー編3章。この巻ではミズーを泣き虫呼ばわりし、彼女に人とのコミュニケーションのとり方を教えたジュディアが登場。これまではヒステリックなキャラだったミズーも柔らかくなり、それに従って本文もテンションが明るいせいか、読みやすくなっています。作者の肩の力がいい具合に抜けて「ライトノベル」を書いてるのと、アイネストの出番が少ない代わりに本筋にあまり絡んでこないコミカルな賞金稼ぎが出張っているというのもあると思う。まあ1、3巻の秋田節全開も大好きなんですけどね。むしろ最初5巻読んだ時は秋田節が足りなくて物足りないと思ったくらい。