7月の読了リスト

  1. 鋼殻のレギオス(9)〜(12)/雨木シュウスケ/富士見ファンタジア文庫
  2. 妖聖記・妖聖還る・妖聖永遠に/竹河聖/実業之日本社
  3. C3‐シーキューブ(1)(2)/水瀬葉月/電撃文庫
  4. てのひらのエネミー(1)(2)/杉原智則/角川スニーカー文庫
  5. オーラバトラー戦記(1)(2)/富野由悠季/角川ノベルス
  6. ストライクウィッチーズ スオスムいらんこ中隊恋する/ヤマグチノボル/角川スニーカー文庫
  7. ストライクウィッチーズ スオスムいらんこ中隊はじける/ヤマグチノボル/角川スニーカー文庫
  8. ゼロの使い魔(16) ド・オルニエールの安穏/ヤマグチノボル/MF文庫J
  9. つっぱれ有栖川/ヤマグチノボル/角川スニーカー文庫
  10. 魔法薬売りのマレア/ヤマグチノボル/角川スニーカー文庫
  11. 魔魚戦記/吉村夜/富士見ファンタジア文庫
  12. レスト&ハーウィン 星に願いを/吉村夜/富士見ファンタジア文庫
  13. ボクのセカイをまもるヒト(1)(2)/谷川流/電撃文庫
  14. イリスの虹(1)(2)/七月隆文/電撃文庫
  15. 時載りリンネ!(2)/清野静/角川スニーカー文庫
  16. 天使のレシピ(1)(2)/御伽枕/電撃文庫
  17. エメラルドドラゴン 竜を呼ぶ少女/篠崎砂美/電撃文庫
  18. “不思議”取り扱います 付喪堂骨董店/御堂彰彦/電撃文庫
  19. 灰色のアイリス/岩田洋季/電撃文庫
  20. ラブ★ゆう(6)/七月隆文/集英社スーパーダッシュ文庫
  21. ダブルキャスト/高畑京一郎/メディアワークス
  22. 妖戦地帯(1)〜(3)/菊地秀行/講談社ノベルス
  23. 赤目のジャック/佐藤賢一/集英社文庫
  24. 忘却の船に流れは光/田中啓文/早川書房
  25. なぎさの媚薬(1)〜(4)/重松清/小学館
  26. 滅びの笛+滅びの宴/西村寿行/光文社
  27. 虜/藤田宣永/新潮社
  28. 柳生非情剣/隆慶一郎/講談社
  29. 椿山課長の七日間/浅田次郎/朝日文庫
  30. シャトウルージュ/渡辺淳一/文藝春秋
  31. 白髪鬼/江戸川乱歩/春陽堂江戸川乱歩文庫
  32. 快楽の封筒/坂東眞砂子/集英社
  33. 青が散る/宮本輝/文春文庫
  34. 海馬/吉村昭/新潮社
  35. 鍵/谷崎潤一郎/中公文庫
  36. 学生時代/久米正雄/新潮文庫
  37. 萌ゆるとき/末廣圭/徳間文庫
  38. 衣世梨の魔法帳(1)(2)/那須正幹/ポプラ社
  39. 幸福の条件/ジャック・エンゲルハード 加藤しをり:訳/扶桑社ミステリー文庫
  40. 魔術師/サマセット・モーム 田中西二郎:訳/ちくま文庫
  41. 魔法の国が消えていく/ラリー・ニーヴン 厚木淳:訳/創元推理文庫

エメラルドドラゴン 竜を呼ぶ少女/篠崎砂美/電撃文庫

エメラルドドラゴン―竜を呼ぶ少女 (電撃文庫)


著者の作品の中でもかなり売れたほうらしい。ゲームノベライズのオリジナル番外編。
本編の方を読んでいなくて特に分かり辛いとかはなかったけど、キャラクターが自分の触れる物語の前から存在しているというのが、不思議な感じはした。

妖戦地帯(1)〜(3)/菊地秀行/講談社ノベルス

妖戦地帯〈1 淫鬼篇〉 (講談社文庫)


瞬間移動能力を持った主人公が、別の次元からやってきた化け物と死闘を繰り広げる。NTRスレ経由、という辺りはまあいつも通りの菊地センセの陵辱シーンでよかったんだけど、瞬間移動能力が話の中でイマイチ目立ってなくて残念。相手は普通の人間でもよかったんじゃなかろうか。

海馬/吉村昭/新潮社

海馬(トド) (新潮文庫)


動物と関わる男たちを描いた小説。NTRスレ経由、なんだけどそれはどうでもよく、全体に流れる湿度がなんとなく肌に合わなかった。多分こういうものを読むには早すぎたんだろうな。

学生時代/久米正雄/新潮文庫

学生時代 (新潮文庫)


NTRスレ経由。明治・大正期の学生生活を描いた短編集。弟に女を取られ受験に失敗して自殺、とこれまでに読んだNTR小説の中でも特に悲惨な末路だった。wikipediaを見ると、作者本人も色恋沙汰に関してはなんやかやとあった人だったみたい。

つっぱれ有栖川/ヤマグチノボル/角川スニーカー文庫

つっぱれ有栖川 (角川スニーカー文庫)


ヤマグチノボル初のオリジナル商業小説は、女子相撲モノ。実家が相撲部屋で幼い頃から半ば無理やり土俵に上がらされてきた主人公が、結婚相手まで相撲取りにされるという段に至りブチ切れ。両親は、知り合いが校長を務めている学園の弱小相撲部を建て直せば自由を認めてやるというが……。


小説のネタとしては色物もいいところだけど、中身はふっつーにスポ婚もといスポ根してる。処女作にはその作家の全てが出るというけれど、なんとなく分かる気がする。

忘却の船に流れは光/田中啓文/早川書房

忘却の船に流れは光 (ハヤカワ文庫JA)


NTRスレ経由。階層型閉鎖社会に生きるもののあがき。日本SF大賞受賞作。地位によってはそもそも棒があったりなかったり。ここまで壮絶だとギャグに見えてしまうなあ。寝取られる彼女が複乳なのが壁ではある。

幸福の条件/ジャック・エンゲルハード 加藤しをり:訳/扶桑社ミステリー文庫

幸福の条件 (扶桑社ミステリー)


大金のため、資金家の男に一晩妻を貸す話。映画化もされたらしい。最終的にはハッピーエンドを迎えるんだけど、妻は夫のことを愛しているにも関わらず一晩だけ体を貸すということに納得済みで、段々迷いを募らせていく主人公の葛藤が楽しい。