2008-03-23から1日間の記事一覧

福音の少年 虹のウロボロス/加地尚武/徳間デュアル文庫

元々1冊の単行本を文庫で加筆修正して三分冊にした物だってのに2巻から随分間が空いちゃって、登場人物や伏線を大分忘れててちょっと苦労したけど、それだけの甲斐はあった。全巻で地球を破壊できるほどの強大な力を手にし、この巻では一介の中学生からいき…

風の大陸 第二十六部 聖都/竹河聖/富士見ファンタジア文庫

ひっそりとローダビア編突入。久々に……20巻ぶりくらいにファンタジー世界を旅する冒険者の気分を満喫。宮廷陰謀劇もまあ悪くはなかったんだけど、やっぱりこっちの方が好きだなあ。そして相変わらずティーエは成長してるんだかしてないんだか分かりません。

SLブーム殺人事件/辻真先/朝日ソノラマ文庫

特に何があるわけでもなく勉強しないで浪人生活に入る主人公ってのも珍しいかもしれんなあ。しかし、変わり映えしない受験批判教育批判はちょっと飽きるかも。

女戦士エフェラ&ジリオラ(6) オカレスク大帝の夢/ひかわ玲子/大陸書房

前巻が妊娠判明で終わってこの巻では娘が既にある程度成長したところから始まるってのは、なんかずるいような気もする。知りたいのはそこのところなんだけどなー。あと、ジリオラが逃げ回ってることに結局共感できなかった。ああいうキャラなら、宮廷を内部…

とんでもポリスは恋泥棒/林葉直子/講談社X文庫ティーンズハート

警察内部の割としっかりとした描写と展開の杜撰さ、よく言えばテンポのよさがどうもちぐはぐだと思ったら、作者の人の親が警察の人なのね。道理で。

ARIEL(9)/笹本祐一/朝日ソノラマ文庫

菅浩江による解説が全て。元々は雑誌連載の短編という体裁を取っていた物語が、1巻完結、さらには巻を跨いで展開するようになってきていて、ちと歯切れが悪い。

サイコダイバー・シリーズ(8)(9) 魍魎の女王 新・魔獣狩り序曲(上)(下)/夢枕獏/祥伝社ノン・ノベル

文成仙吉と毒島獣太が邂逅……してねえ!代わりに涼子との再会が。ひょっこりと現れる猿翁。美空や九門鳳介も登場し、新たな戦いの幕が上がる……ってそれはいいんだけど、上下巻でほとんど何も解決してないに等しいのは流石にどうかと思わなくもない。見所は文…

風の大陸 第二十七部 地流/竹河聖/富士見ファンタジア文庫

連載分はここで終了。ドラマガのほうでずーっと追っかけてた人がいたらちょっと不義理だったんじゃないかと思わなくもないけど、考えてみれば1巻とかは書き下ろしなんだっけか。連載の方ではあの3人が最初から一緒にいて旅をしていたとか。

八幡高校超常研究報告(2) すくらんぶるティー・パーティー/皆川ゆか/講談社X文庫ティーンズハート

最近読んだティーンズハート作品の中では一番受け入れやすいと思ったんだけど、何故だろう、目が滑る。

楽園の魔女たち スウィート・メモリーズ/樹川さとみ/集英社コバルト文庫

中篇1作、短編3作の作品集。師匠がその手のことを歯牙にもかけないのってなんか物語の根幹に関わる重要な事情でもあるのかとおもったら、女性アレルギーとは。ほんまかいな。

女戦士エフェラ&ジリオラ(7) 双頭竜の伝説/ひかわ玲子/大陸書房

個性的なキャラクター小説としての一面と、幻想的なファンタジーとしての一面のバランスがちょうどよく、雰囲気はなかなか好きだったんだけど……。結局、キャラクターにまるで感情移入できなかったなあ。

風の大陸 最終章 祈り/竹河聖/富士見ファンタジア文庫

丸々書き下ろしの最終巻。太陽帝国編が引き伸ばされた分ローダビア編はいともあっさり終わってしまった……。やまなし、おちなし、いみなしの典型のような淡々とした展開。作風的に元からそんなもんだ、という話もあるんだけど……。マンドレイドが刺されても、…

BLUE DROP〜天使達の戯曲〜 #1〜13

原作の吉富昭仁は『EAT-MAN』から始まって独特の雰囲気を持ってる(だから、同じく独特の雰囲気を持っている真下耕一監督の同作はわりとぴったしはまってた気がする)けど、これも大概妙な作品だった。正統派百合アニメだと思ったら20年前のバンカラみたいな…

新機動戦記ガンダムW ODD&EVEN NUMBERS オペレーション・メテオ

時間短縮のために総集編を観たんだけど、流石ガンダム、主役5人がバラバラに行動していて情報量が多いので、大まかな流れすらよく掴めなかった、というのが正直なところ。幾つか見覚えのあるシーンはあったから、子どもの頃、リアルタイムで観ていたはずなん…