2007-10-20から1日間の記事一覧

異次元騎士カズマ 黄金拍車(4)/王領寺静/角川スニーカー文庫

色々やってるはずなのに、単調に感じる。飽きてきた、ということかしらん。勢いに任せて読み進めたのがよくなかったか。でもこれ、勢いで読むものだよなあ。

異次元騎士カズマ 黄金拍車(5)/王領寺静/角川スニーカー文庫

黄金拍車編完結、なんだけど……うわー、ここまであからさまに"続く"とは。もうちょっとこう、一息つくぐらいの余韻はあるものかと。 史実を絡み合わせ、歴史上の実在する人物を登場させた意味が、この巻になってようやく実感できた。

なんて素敵にジャパネスク(2)/氷室冴子/集英社コバルト文庫

前回の引きから、てっきり帝を交えた三角関係がメインになるものかと思ってたけど、2巻目にして早くも急展開。というか、元々全2巻で終わってもいいようにこういう作りになってるのかな。

吸血鬼ハンターD(3) D-妖殺行/菊地秀行/朝日ソノラマ文庫

なんだか、途中から文体が変わったような……?序盤までは、前巻、前々巻と変わらず濃密でページが真っ黒だったんだけど、中盤を過ぎた辺りから獏ちゃんみたいに一文ごとに改行してくスタイルに。何故?

新フォーチュン・クエスト(4)(5) 真実の王女/深沢美潮/電撃文庫

水面下での女の争いこえー、というのはラ板の該当スレで予め内容を知っていたからだろうか。マリーナとパステルがお互いを褒めあう言葉が、形だけのものとしか思えない。一緒にクエストをこなしたとか、そういう経験値何にもなしで分かり合っちゃうのがなー。

風の大陸 第五部 葛藤の都/竹河聖/富士見ファンタジア文庫

なにやら色んな勢力が交じり合ってややこしくなってきたなあ。公女として反乱の旗印となることをラクシが決意した辺りからの流れは、面白いといって差し支えないとは思うけど、もうちょっと各巻、あるいは各章ごとのカタルシスとか、ラストの引きとかを考慮…

ARIEL(2)/笹本祐一/朝日ソノラマ文庫

東京地価の異常な高騰、とかバブル期だなあと思わせる描写が幾つか。しかしメカのスペックばっかり書き込まれてて読みづれー。

クドリャフカの順番 十文字事件/米澤穂信/角川書店

文化祭本番。主要メンバー4人の視点で、様々なイベントに絡むので、前2作と比べて賑やかになっていた。 漫研での、何の知識もない素人が批評をすることに意味はあるのか、「名作」というのはより多くの時間を経てもなお残っている作品に自然と与えら称号もの…

福音の少年 闇の王子/加地尚武/徳間デュアル文庫

なんかカヲル君っぽいひとが出てきた。 惚れ薬とか、イヤボーンとか、王道展開するにも媚びや照れがなくていいですね。