ジョン平とぼくと(1)〜(4)/大西科学/GA文庫

ジョン平とぼくと (GA文庫)


誰もが魔法を使える現実とはほんの少し異なる世界を舞台に、落ちこぼれ主人公を描いたエヴリデイマジック物。NTRスレ経由で読んでみた中では久々の当たりだった。男二人女一人の幼馴染で、主人公の少年が他二人が付き合っていることを期せずして知ってしまう―――というのは1巻で既に完了してるんだけど、このシリーズの場合2、3巻でまだ未練が残っている自分が嫌になったり幼馴染との接し方に悩んだり、そういった点が肝。4巻は短編集で主人公にツンデレ気味の美少女が救済をもたらしつつあったり、なんだか普通のラノベっぽい展開も。