鍵/谷崎潤一郎/中公文庫

鍵 (中公文庫 (た30-6))


中年になっても性欲旺盛な妻に応えるため秘密の日記を書き、学生に妻を寝取らせることで自分を奮い立たせようとする老人の話。男の方の日記は全てカタカナで書かれているので、慣れるまでは読みづらい。


なんだか谷崎潤一郎の小説って栄養剤とか注射とか新薬とかその手の単語がやたら多いイメージが自分の中で定着してきた。中年〜の主人公の作品ばっかり読んでるからか?