冬の巨人/古橋秀之/徳間デュアル文庫

冬の巨人 (徳間デュアル文庫)


終わりのない冬。果てしない凍土。止まることなく歩き続ける「ミール」と呼ばれる巨人。その背に建造された都市でしか生きられない人々。そこに住む少年と、外界からやってきた少女の出会い……。圧倒的なイメージ。こういうのが自分の求めるファンタジーなんだよなあ。表面だけ見たら『レギオス』もそんな変わらないのに、なんであっちには全然ワクワクしないんだろうな。