メモリー・オブ・リガヤ 幽霊列車とこんぺい糖/木ノ歌詠/富士見ミステリー文庫

幽霊列車とこんぺい糖―メモリー・オブ・リガヤ (富士見ミステリー文庫)


地方都市でダメな親を持ち、自殺願望に身を浸す少女がもう一人の少女と出会う。要素だけ取り出してみると『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』みたいな青春暗黒小説。映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』が作中で重要な要素となっていると聞いて読んでみた。……が、いまいち。なんというか、硬い。百合的にもあんまり色っぽさを感じさせなかった。