“文学少女”と月花を孕く水妖 /野村美月/ファミ通文庫

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)


時系列を前巻から少し遡った番外編。夏休み、拉致同然に姫倉家の別荘に連れてこられた心葉は、同じく拉致同然に連れてこられた遠子と共に、姫倉家に代々伝わる因縁と恩讐に遭遇する。題材は泉鏡花


遠子先輩の秘めた想いと、そして何より麻貴先輩の巻だった。何の罪もないのに殺された番犬に何のフォローもない辺りが恐ろしい。また、初めてが野外プレイという大胆さにビックリ。