神坂一のファンタジア文庫収録作品がもうすぐ100に到達?

スレイヤーズ 1 (ファンタジア文庫)

スレイヤーズ 1 (ファンタジア文庫)


ファンタジア文庫では作家ごとに通し番号が割り振られています。5月に発売された『スレイヤーズ』新装版第1巻は、20-81。つまり、ファンタジア文庫で20人目にデビューした作家の、81番目の著作ということになる筈です。この後、本編新装版は既に全15巻が発売されることが決定していますし、新シリーズ『アビスゲート』も開始しています。『すぺしゃる』も『スレイヤーズすまっしゅ』と名を変えてリスタート、『すぺしゃる』の傑作選『せれくと』も控えているしで、著作数100に到達する日も間近ですね!以下は現在判明している予定まで含めた含めた著作リスト。

……あれ?なんだか足りない?


と思ったら、今年1月に発売された『スレイヤーズすぺしゃる(30)』が20-57で、そこからいきなり20-81に飛んでました。この、20以上の謎の空白はどういうことなんだろう……。ん?でも、6月発売の『アビスゲート(2)』では20-58と表記が元に戻ってる?新装版のみの処置、ってことかしらん。20周年を機に整理番号のリニューアルをするって話があったので、それ関係?よくわかんにゃい。


ちなみに、新装版傑作選等含めない場合、現時点でのファンタジア文庫著作数は7月発売の『すまっしゅ(1)』まで含めて59。いまだにファンタジア文庫内ではぶっちぎりのトップ(複数著者では作家番号21の『ソードワールドノベル』が90以上出してますが……)。スニーカー文庫では日帰りクエスト:4、闇の運命を背負う者:3、O・P・ハンター:1、シェリフスターズ:9、DOORS:2でこれらを含めると78冊でした。


なお、ファンタジア文庫の通し番号/作家番号1は田中芳樹。節目としては通し番号1000は『小説創るぜ!』。作家番号100は水野良。これはそれまでソードワールドノベルとしての通し番号21を割り振られていた水野良が、1998年の『魔法戦士リウイ』を機に単独の番号を割り振られたものみたい。で、作家番号は6月にデビューした玖野暮弥が190。通し番号はまだ1500には到達してない、のかな。


参考:とある文庫の電子目録