かしまし公式ファンブック

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桂遊生丸のインタビュー目当てに衝動買いしちゃいました。ストーリーやグッズの紹介とか、価値を見出せないところも結構あって、コミックサイズで約1000円というのはなかなか痛手ではあったけど、犬上すくねのキャラ原案なんかも載ってたのは嬉しい誤算でした。以下、箇条書きでメモ。

  • (はずむを異性としてみた場合)「正直うっとおしいかも(笑)」「印象に残っているというか、一番イラっとした(笑)のが、「やす菜ちゃんのことが好きなんだ。でもとまりちゃんも離したくないんだ」っていうセリフですね。台本を読んだ時に、「うっそ〜、こんなこと言わなきゃいけないの?」って思いました。きっとはずむは、とまりが自分を好きなことが分かっているんですよ。意識はしていないかもしれないですけど、こう言えばとまりが絶対逃げないことを、本能的に分かってるんだと思います」by植田佳奈
  • 「吸い付くようなもち肌で、一番さわって抱き心地がいいのはやす菜です」(とまりに関して)「制服の時は多少つめものをしているかもしれません」(並子先生に関して)「多分、エステとかお金かけてるんじゃないかな。……すごく無駄ですね……。衣装持ちで勝負服とか勝負下着とかもいっぱい持ってそうですね……。それもすごく無駄ですね……」by桂遊生丸
  • 「えっ!?男の人ってそーなの!?」っていうような、男性ならではのツボに驚かされたことも何回かあります。私なりに当然男性読者の目線を意識して描いているつもりなんですけど、やっぱり超えられない一線はあるのかもしれないなあと。by桂遊生丸
  • 3巻ラストからは怒涛の展開で、驚く人が多いんじゃないかな。でも、そこから一気に物語自体が終わってしまうわけじゃない。ひとつの山を越えて、そこからまた新たな恋が始まっていく感じ。byあかほりさとる
  • やす菜は、初期原案ではお高くとまってるお嬢様だったとかとか。そっちの方が、あるいはアンチも今ほどにはうざがらなかったかも……。
  • 並子先生だけは、最初から水谷優子が演じると決まっていた。


そんな感じでした。並子先生の役割とか、はずむが女になってもあまり悩まないところとか、大体視聴者の疑問に思うことも、あかほりさとるがこれこれこうだから、と説明してはいるんだけど、じゃあどうしてそうしたかったのか、と言われると結局「それが面白いから」で済ませちゃってる辺り、深読みには向かない作品だなあと思いますよやっぱり。


個人的に最大の疑問だった、漫画版にどこまであかほりが関わっているのか、という点についてはこの本ではいまいち分からなかったんですが、公式サイトの書き込みで大分解消されました。わりと自由にやっているもんだと思ってたんですが、予想以上に原作者が書いてたんですね。