ライトノベル読みに本当に聞いてみたい10の質問 Ver.1.5

http://home.att.ne.jp/wave/applepop/diary/diarylog_060215-060221.html#200602-15


最近は電車の中が読書スペースです。

1.尊敬するライトノベル作家は?

日和見。丙午ヘソ五郎、じゃなくて秋田禎信。但し私の場合、作家に対しての尊敬というのは読者側の感情じゃなく、ものを書こうとしてた頃のものなのですが。

2.あなたの人生に影響を与えたライトノベル作品は?

スレイヤーズ』と『魔術士オーフェン』。人格形成期に読んだものの影響は強いですよね。この二つにアニメのアレを付け加えれば、私という人間の半分くらいは完成します。安い人間だわ。

3.読んだけど生理的に受け付けなかった、どうしても好きになれなかった作品は?

レビューを読み、褒められていたライトノベルを読み、またレビューを読むというのを繰り返していると、他人との価値観の相違を実感します。……タイトルは伏せますが、電撃の某作品が受けつけられませんでした。文章は好みだったので、非常に残念でした。現在進行形で読んでいる中にも時々鼻につく表現を含んだ作品がありますが、そちらは情緒不安定な時には読まないようにしています。

4.最も優れたノベライズ作品は?

今まで読んだ中だと森薫『小説エマ』ではあるけど、最も優れているかと言われると自信はありません。……そういえば、PBMが発端の『蓬莱学園』はノベライズに入るのでしょうか?

5.あなたにとって優れたノベライズとはなんですか?

原作とは違った視点を読者に見せてくれるもの。ともすると小説じゃなくて原作への評論になってしまいますけどね。

6.ライトノベルに挿絵は必要だと思いますか?

ライトノベルに長らく付き合ってきましたが、実は愛着が薄いところではあります。勿論、私にとって『キノの旅』の黒星紅白がそうであるように、挿絵がないと魅力が半減する小説は幾つもあります。私もオタクですから、美少女もメカも好きです。イラストに騙された経験もあります。しかし、必ずしもなければならない、というものでもありません。今すぐに『キノの旅』から黒星紅白が降りてイラストがなくなっても、文句は言いこそすれ読むことをやめはしないでしょう。

7.ライトノベルにあとがきは必要だと思いますか?

むしろこちらの方が私にとっては重要かもしれません。というか、これはライトノベルに限った話じゃなくて、小説には可能な限りあとがきがついていて欲しい、と思うのはやはりライトノベルにどっぷりつかりきった考えなんだろうなあ……余韻が削がれるので、解説はいりません。

8.書店で知らない作家のライトノベルを買う時の一番の基準は?

最近は書評などを前もって読んでから買うことがほとんどですが、粗筋などで面白い設定などを見つければ。数年前に新宿紀伊国屋で買った『NHKにようこそ!』は一般文芸の棚で異彩を放っていました。

9.おかゆまさき著『撲殺天使ドクロちゃん』について一言(作品を知らなければ「知らない」と答えて下さい)

なんだかんだ言って普通に萌えコメディとして楽しみました。

10.あなたにとってライトノベルとはなんですか?

基準であり、最先端。原点にして―――到達点。 ちょっとアレ風にまとめてみました。