こどものじかん/私屋カヲル

こどものじかん 1 (アクションコミックス)


ぼくろりこんじゃないよ。


創刊して1年持たずで休刊したものの、数ヶ月で復刊、現在に至っている「コミックハイ」に連載中、多分引く人はすごい勢いでどん引きの漫画。……って、復刊前の分が載ってないー!?ひどいよひどいよ。出版社が変わったわけじゃあるまいし、載せてくれてもいいじゃないか。ページ数が余った時にでも収録するのか、短篇集でも出す時に目玉として売り出すのか。くそう、大人って汚い。


ぼくろりこんじゃないよ。


今まで何度か漫画を読んだことはあるものの、いまいちピンと来なかったんだけど、等身の低いおんなのこを描くようになったら途端に目につくようになりました。それはもう、灰原に目覚めてから急にその方面の話が多くなった完顔阿骨打のように。


ぼくろりこんじゃないよ。


んでも、もっと明るくお馬鹿なお話ばかりだと思ってたんですけど、そうでもないですね。いや、基本的にはそうなんだけど、時々昨今の教育現場を深くメスで切り開くようなシリアスな一面も混じったり混じらなかったり。混じらなかったり。「モン・スール」みたいにならなきゃいいんだけど。もっとこう、「このゲームの登場人物は、ぜ〜んぶ18歳以上だからね。お兄ちゃん」みたいな明るいノリでいきましょう。最後まで。


はあ。ろりこんとかしねばいいのに。