荒野に獣、慟哭す/夢枕獏/実業之日本社

荒野に獣 慟哭す〈1〉獣化の章 (ジョイ・ノベルス)


身体能力を飛躍的に向上させる独覚菌ウィルスによって獣化兵となった主人公による、スーパー伝奇バイオレンス小説。この1巻の時点では、他の獏ちゃんの小説と比べてもガジェットが地味だった。もっとこう、劇的な変身とかを期待してたんだけど……。やることがいつもの格闘物とそう変わらないなら、これから先読むかどうかは……

魔女にタッチ!/鏡裕之/HJ文庫

魔女にタッチ! (HJ文庫)

魔女のしきたりで特定の男におっぱいを揉まれなければならない義理の姉と学園のアイドルである生徒会長が主人公に迫る。作者はジュブナイルポルノで活躍中の本業。バカエロ話にしても、もうちょっと自然な流れにできなかったのかなあ……と思わなくもない。

ほうかご百物語(1)(2)/峰守ひろかず/電撃文庫

ほうかご百物語 (電撃文庫)


第14回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作。ほのぼの妖怪バトル。舞台を学校に限定していて、しかもそれがちゃんと功を奏しているのは地味に好感度高い。主人公は、「女の子に面と向かって可愛いと言える男子高校生」という点で稀有。ヒロインのイタチさん始め強い個性があるわけではないので、読み続けるかどうかはちょっと悩む。

懺・さよなら絶望先生 #8「ああサプライズだよ、と私はうつろに呟くのであったパート2」「告白縮緬組」「最後の、そして始まりのエノデン」


Cパート、どっかで見覚えがあると思ったら坂本真綾「ユニバース」のアニメーションを担当した劇団イヌカレーが作ってたのか。ちゃんと絶望先生の雰囲気に合った作りしてたな。時々シャフトがやる実験的な手法の中でもうまくハマってた方じゃないだろうか。

宙のまにまに #6、7「よろしく」「月とキンモクセイ」

  • 木から落ちたり天使のリュック(に一瞬見える物体)を背負ってたりあむちゃんがあゆちゃんになりつつある。加持さんは加持さんだし、なんか既視感を覚えることが多いアニメだなあ。
    • その加持さんは朔ちゃん視点だとイラッと来る割に寝取り要員としては役に立ってるわけではないという、いかんともしがたいキャラだなあ。後者はこっちの好みの問題ではあるが。つうかこの作品の場合お気楽にラブコメやってるだけで十分好きだから、NTR妄想を駆動させたくないのかもしれない。

咲-Saki- #20「姉妹」

  • 絶賛「青い花」全話原画参加中の田中宏紀絵コンテ・一人原画。こうして見ると青い花では抑えてた方だったんだな。OP始めこの作品ではクネクネ動くシーンが結構多かったけど、今回は全開だなあ。
  • OPでまいまいまい言ってたのは中原麻衣が出る伏線だったのか。
  • 水着といえば以前あったかじゅ先輩の水着シーンが海でなく湖ということに今気付いたっす。NAGANOだしなあ…… 
  • 痴女ファッションはNAGANO特有の文化だと思っていたのに龍門淵メンバーがTOKYOに行ってもbolze.的展開はおろかツッコミの一つも入らなかった。きっとあそこはTOKYOはTOKYOでもMACHIDAとかなんだ。