れでぃ×ばと!(1)〜(3)/上月司/電撃文庫

れでぃ×ばと! (電撃文庫)れでぃ×ばと!〈3〉 (電撃文庫)


上に立つ者とそれに付き従う者を養成する元お嬢様学校を舞台にしたハーレムラブコメ。『カレカノ』を読んでから期待していた本格的なラブコメなのに、ベッタベタで面白くない。女主人公にセクハラしていた頃の鋭さはどこへ。腹黒幼馴染は独特、と言えなくもないけど、今のところは特にそれが面白さに繋がってないしなー。残念。

撲殺天使ドクロちゃん/おかゆまさき/電撃文庫

撲殺天使ドクロちゃん (電撃文庫)


再読。最初に呼んだときと同様、これが良くも悪くも話題になったのが分からない。なんだか文章が以前より読みにくいと感じたのは何故だろう。あとこのネタ思いついた時はシリーズが10巻も続くなんて思わなかったんだろうな。

ポケロリ りぼんの章/竹井10日/角川スニーカー文庫

ポケロリ りぼんの章 (角川スニーカー文庫)


エロゲシナリオライターの商業オリジナル小説処女作。なんか設定がごちゃごちゃしてるなあと思った。ギャグもいまいち切れがない。『秋桜の空に』ノベライズもいまいちだったし、この人の小説ってのがそもそも合わないのかもしれない。

ホーンテッド!(1)(2)/平坂読/MF文庫J

ホーンテッド! (MF文庫J)ホーンテッド!〈2〉コトコトクライシス (MF文庫J)


第0回MF文庫Jライトノベル新人賞にて優秀賞受賞作。西尾維新とかうえお久光とかまあそういうゼロ年代で主人公一人漫才で決断主義とかそういうの?なので、自分はあまり楽しめなかった。せっかくのサービスシーンも主人公が女性じゃあなあ……

悪魔のミカタ666(1)(2)/うえお久光/電撃文庫

悪魔のミカタ666―スコルピオン・オープニング (電撃文庫)悪魔のミカタ666〈2〉スコルピオン・テイル (電撃文庫)


「スコルピオン・オープニング」「スコルピオン・テイル」の2巻。
無印は5巻まででストップしてたんだけど、第2部に入ってエロくなったよーというので読んでみた。こういう内面描写が女性としてアリなのかどうかは分からないけど、こういうのを男が書いているというだけで拒否反応が出てしまった。

乃木坂春香の秘密(1)(2)/五十嵐雄策/電撃文庫

乃木坂春香の秘密 (電撃文庫)乃木坂春香の秘密(2) (電撃文庫)


学園のアイドルである清楚なお嬢様が隠れオタだった、という気本設定以外に語りたい要素を見出せなかった。この足がかりのなさはちょっと特筆に価するかも。オタ趣味ですら主人公がきっかけとなったものであるという点、彼女がオタとしては初心者であるという点にもにょるものを感じなくはなかったけど、それも人の感想読んでなきゃ意識しないくらいのものだったしな。あとは、ねこバス停の人のイラストは最近、というかここ2、3年でなんだか苦手になってきたなあ。ノリが。

とらドラ!(5)/竹宮ゆゆこ/電撃文庫

とらドラ! (5) (電撃文庫 た 20-8)


大河の父親登場及び文化祭での演劇。久々に読んだらえらく疲れた。作中で進行している事態は、まあ、言っちゃえば単純なんだけど、怒涛のように湧き上がる理不尽に対する怒りが、読者の心に迫ってくる。超ど級ラブコメは伊達じゃねーな。

ネクラ少女は黒魔法で恋をする/熊谷雅人/MF文庫J

ネクラ少女は黒魔法で恋をする (MF文庫J)


超内弁慶な少女が、自分をバカにしていると思い込んでいるクラスメイトを見返すために悪魔と契約して可愛くしてもらう。第1回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作。


ヒロインの口調から時々さくらももこ臭がして読んでて楽しかった。粗筋が素直過ぎるが難点かなあ。先の展開が読めても面白い話、というのは世の中にいくらでも存在するけれど、これは個人的にそこまでではなかった。