スレイヤーズせれくと(1) ナーガの挑戦/神坂一/富士見ファンタジア文庫

スレイヤーズせれくと1  ナーガの挑戦 (富士見ファンタジア文庫)


スレイヤーズすぺしゃる』から「白魔術都市の王子」「ナーガの挑戦」「キメラの恐怖」「インバース教育委員会」「激闘!料理人」「影なる脅威」「理由なき冤罪(前後編)」を収録した作者自選によるよりぬき短編集。


長編はそれでも読んでいてなにかしらの感慨があったけど、短編となると面白いつまんないじゃなくて思い出の確認作業って感じになっちゃうなあ。『すぺしゃる』を最後に読み返してから、まだ10年は経ってないとは思うけど、どうなんだろう、こんなもんなのかしら。良くも悪くも思い出を裏切ることはない出来だった。


しかしご近所の奥様方にも切れ者と評判のインスペクター、こう見ると浮いてるなー。最初から本編に登場させる予定のキャラだったのかしらん。


余談。キメラの恐怖」を読んで名称未定2号の人のサイト名の由来を知った。だから2号だったのか。ぎをらむさんのHNが日帰りクエストから取られてると知った時くらい得心がいった。